生姜の健康効果 7つ!
生姜の健康効果の動画
新生姜を含む生姜は、その独特の風味と香りで知られていますが、それだけではありません。
この素晴らしい食材は、健康にも多くの利点をもたらしていることがよく知られています。
今日は、新生姜が私たちの体にどのように良い影響を与えるかを考えてみましょう。
1 健康効果の種類と内容
生姜の健康効果① 抗炎症性
生姜に含まれる成分ジンゲロールは抗炎症作用があるとされています。
「変形性関節症や関節リウマチの人が規則的に生姜を摂取すると、痛みが緩和されたり動きが改善したりする」とする専門家もいらっしゃいます。
関節痛や筋肉痛の緩和に有効で、特に炎症を起こしやすい人にとって効果をもたらすと考えられています。
生姜の健康効果② 消化の促進
生姜に含まれるジンゲロールは胃腸の働きを活性化させ、食物の消化を促進ると言われています。
また、食欲不振や胃もたれを改善する効果もあるとされています。さらに、生姜は、胃酸の分泌を調整する働きがあるとも言われています。
胃酸の過剰な分泌を抑え、胃の不快感を軽減してくれるようです。
生姜は、腸の運動を促進し、便秘を緩和するだけでなく、排便をスムーズにする効果があるとも言われています。
生姜の健康効果③ 吐き気の緩和
生姜は、吐き気を大幅に減少させる効果があることで知られている制吐剤とされます。
生姜は伝統的に船酔いの治療薬として使用されていて、妊娠による吐き気にも効果があるとされています
しかし、特に妊婦は、生姜を摂取する前に医師に相談することが勧められています。
専門家の中には、生姜を大量に摂取すると流産のリスクが高まると懸念する声もあります。
生姜の健康効果④ 心臓病リスクの低減
生姜の定期的な摂取が心臓病のリスクを減少させる助けになるとされています。このため、生姜は血圧を下げ、コレステロールを管理するのに有効であると考えられます。
実際に、生姜に含まれるジンゲロールという成分には抗炎症作用があり、心臓病やその他の慢性疾患のリスクを減らす可能性があると言われています。
さらに、イランのバボル医科大学による小規模な研究では、1日3gの生姜の粉末を摂取した高血圧の人々のほとんどがコレステロール値の顕著な低下を経験したことが報告されています。
これらの情報は、生姜が心臓の健康に及ぼす肯定的な影響を示唆しており、血圧とコレステロールの管理に役立つ可能性があることを支持しています。
生姜の健康効果⑤ 抗酸化作用
生姜にはビタミンCやビタミンE、ジオール類、フラボノイドといった抗酸化物質が豊富に含まれているとされています。
抗酸化作用は、老化の遅延や慢性疾患の予防に有効であると広く認識されています。
この作用は、体内で発生する活性酸素の悪影響を抑制し、細胞の健康を保つことによって、健康な生活を支える重要な役割を果たしています。
生姜の健康効果⑥ 抗菌性
生姜には、大腸菌やブドウ球菌などの細菌の増殖を抑える抗菌性があるとされています。
研究によると、生姜の成分は特定の細菌に対して増殖を抑制する効果があることが示されています。
ただし、すべての細菌に対して同様の効果があるわけではなく、ブドウ球菌には抗菌効果が見られない場合もあるようです。また、生の生姜や搾汁液は、大腸菌に対しては菌生育促進効果があると報告されています。
生姜の健康効果⑦ 生理痛の緩和
生姜には、生理痛を軽減する効果があるとされています。これは、生姜が持つ痛みを和らげる成分によるもので、不快感を軽減する効果も期待できます。
実際に、生姜に含まれるジンゲロールとショウガオールという成分は、生理痛の原因となるプロスタグランディンの生成を抑制することが知られており、これにより痛みが軽減されると考えられています。
これらの効果は、生姜を食事に取り入れることで自然に得られるため、生理痛に悩む多くの人々にとって、安全で自然な対策として注目されています。
生理痛緩和の方法については、さまざまなレシピや摂取方法が提案されており、それぞれのライフスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。
生理痛の緩和に役立つ生姜の摂取方法については、医療などの専門家のアドバイスを参考にすると良いでしょう。
2 生姜を食べる前に考えること
生姜を摂取する前に考慮すべき点は、摂取量、摂取タイミング、そして個人の健康状態です。
一日の推奨摂取量は5~10gで、10gを超えると副作用が生じる可能性があります。特に胃腸が弱い方や小さなお子様、妊婦は摂取を控えるか、医師にアドバイスを求めた方がいいかもしれません。
生姜には沢山の健康効果がありますが、個人差があるため、ここでご説明した健康効果が見られないこともありますのでご承知おきください。
ご自分に合った生姜の摂取方法を見つけることが大切です。
3 まとめ
いかがだったでしょうか。まとめますと生姜の健康効果にはこのようなものがあります。
1 抗炎症性
2 消化の促進
3 吐き気の緩和
4 心臓リスクの低減
5 抗酸化作用
6 抗菌性
7 生理痛の緩和
他にもいろいろな研究がなされていて詳しい方もいらっしゃるかと思います。
いずれにしても、生姜は治療薬ではなく〇〇の促進や緩和といった形でご利用されることをお勧めいたします。