Q&A 新生姜の素朴な疑問にお答えします
新生姜の収穫風景:矢間生姜農園
新生姜の素朴な疑問の答えを集めました
Q1 新生姜と生姜の違いはどこからくるのでしょうか?
A1 次の理由から新生姜の白さが来ているようです。
① 生姜の収穫時期の違いから
新生姜は初夏に収穫される根生姜を指します。通常の生姜は秋に収穫され、日持ちがするように一定期間貯蔵されてから流通するからのようです。
② 生姜の水分量の違いから
新生姜は生育して間もなく収穫されるため、水分が多く含まれています。それで、通常の生姜よりも水分が多いため、辛みが少なく食べやすいと言われています。
③ 生姜の見た目の特徴
新生姜は全体的にやや黄みを帯びた白っぽく、芽にあたる部分の皮が薄ピンク色になっています。ちなみにお寿司屋さんでよく見かけるほんのりピンク色に染まったガリは新生姜を酢に漬けたものです。
新生姜はフレッシュな香りと食感を楽しめる食材であり、さまざまな料理に活用できますよね。
Q2 新生姜は通常の生姜と比べて全体的に白っぽいのはなぜでしょうか。
A2 新生姜の白さは、植物学的には以下の理由によるらしいです
① 新生姜の部位
新生姜は、根茎の部分を指します。この部分は地下にあるため、直射日光を浴びないために白くなります。
② 収穫時期
新生姜は、収穫されてすぐに出荷されるため、表面が白っぽく見えます。収穫後に皮を剥いてみると、内部は鮮やかなピンク色をしています。
③ 辛味の違い
新生姜は、通常の生姜よりも辛味が弱く、皮に筋が少なくて柔らかい特徴があります。
新生姜の白さはこれらの要因によって生じているらしいです。
Q3 新生姜の茎部分が色鮮やかなピンク色をしているのはなぜでしょうか?
A3 新生姜の最大の特徴ともいえる、ピンク色に色づいた部分。 この ピンク色の正体はアントシアニン色素だそうです。 目の健康維持に効果的 で、ブルーベリーや黒豆の代表的な栄養素です。 アントシアニンはpH値によって色が変化するので、新生姜を甘酢に漬けると酢の中に溶け出て赤色が強くなり、自然と淡いピンク色に着色されるようです。
Q4 新生姜のアントシアニンとはなんでしょうか?
A4新生姜に含まれるアントシアニンは、視覚機能の改善や抗酸化作用、美肌効果などさまざまな健康機能効果があります。また、身体を温めてくれるので冷え性の改善や風邪の初期症状の緩和にも効果的です。
アントシアニンは、ブルーベリーやブドウ、りんご、いちごなどの赤・紫・青の色素成分で、目の健康維持にも役立ちます。
さらに、抗酸化作用やメタボリックシンドローム予防、花粉症の予防なども報告されています。
新生姜を甘酢に漬けると、アントシアニンが溶け出して淡いピンク色に着色されることもあります。